時効と似ている制度


消滅時効とは権利の不行使状態が一定期間継続するとその権利が消滅することですこの制度の趣旨は長い間権利の上に眠っていた者は法の保護に値しないとする考えからきていました。例えば友人や知り合いにある人がお金を貸したとします。この場合ある人は債権者で友人や知り合いは債務者であり金銭の返済義務があります。しかし債権者のある人が返済期日を過ぎたにも拘わらず10年間返済も受けず請求もしない場合はこの友人や知り合いは消滅時効の反射的利益として金銭の返済義務がなくなります。ただしその利益を受けるかどうかは当事者である友人や知り合いにあります。当事者がそれによって権利の取得または消滅を主張しなければなりません。この援用ができるのはこれによって直接利益を受ける者に限られます。また消滅時効には中断というものがあります。消滅時効期間進行中に相手から請求や差し押さえを受けたり相手に権利があることを認めたりするとこれは中断しこれまで経過した時間は無意味のものとなりまた初めからカウントされることとなります。
これに似た制度に除斥期間がありますがこれは法律上の権利行使期間のことをいい援用を用しない点と中断がない点が違います。

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